つきみ日記

熊本在住50代専業主婦の気ままな生活

「株式売渡請求」の手続きってどうするの?

株式投資をやっていると、一年の間にたくさんの封書が送られてきます。特に決算の時期はすごいことになります。

ネット証券のマイページで、配当金額は確認できるので、この大量の封書を止めることはできないのか、なんて考えていたらいつもとは違うものが出てきました。またか、とほったらかしたら大変なことになったかも。

 

 

ある日、株式売渡請求なる文書がきた

突然、株を所有しているある会社からこんなものが送られてきました。

郵送されてきた株式関係重要書類

なんですか?これ。

一緒に同封されていたのは、銀行の振込口座を記入する用紙と返信用封筒です。

私が株式を買った会社が買収されたの?

聞いてないよ〜。

さっそく証券会社の口座をチェックします。

ない…

そんな社名はない。

会社名でググってみると、とっくに上場廃止になっています。

ここで一気に青ざめました。上場廃止と言えば、あの東芝日航?なんかやらかしたのか!まさか証券が紙切れになった?

とにかくこの文書をよく読んで…。

読んでも読んでもよくわかりません。どうして日本語なのに日本人に読めないような文章を書けるんだ?

とってつけたような法律的な言い回しをやめてほしい。するなら、最後に要点を箇条書きで整理して欲しい。

仕方ないので自分でググってこの事態をざっくり理解しました。

株式売渡請求とは

大株主が少数株主から強制的に株式を買い取れる制度

どうやら、ずいぶん前に私が保有していた会社は、TOB(株式公開買い付け)により別の会社に売却されていたらしい。知らなかった。。。

新しい大株主は、この会社を完全子会社化したくて、株式売渡請求を行ったのでした。少数株主の株を全部買い取って、会社を自分の物にするということですね。そうすれば、人事でも報酬でも、株主の承諾を取る必要がなくなり、自由に決められますからね。

当然、上場廃止して、大株主が経営の実権を全て握ることになるようです。

証券は紙切れにはなっていませんでした。それどころか、TOBの時点で当時の株価よりも少し高い金額で買い取ってくれたようです。

私は銀行口座を記入して送付するだけです。

6月頃に私の口座に振り込まれるとのことです。一安心。

どうして気がつかなかったのか

実は、私の株式投資は配当が目当ての「高配当株式投資」です。株式の売却益を狙ったものではありません。ですから、株価の動向には関心がありませんし、経済ニュースなどもチェックしません。

それに、私が購入しているのは「単元未満株」といって、1株から買える制度を利用したものです。これによって少ない資金で株式投資できます。しかも、投資先を分散させることで、リスク対策になります。たくさんの会社の単元未満株を保有しているので、そのうちの一社の買収事案に気がつかなかったというわけです。

また、もう一つの理由は、銘柄の選定にデータ主義を採用しているからです。エクセルを使って、一定の基準を超えた銘柄だけを購入しています。すると、数値だけで選定するわけで、社名に無関心になってしまったというわけです。

このやり方で、配当を受け取って、さらに株価の含み益も上がっています。今後、10年はつづけるつもりでいますので、このブログで報告できたらなあと思っています。

 

 

 

天気:曇り

朝食:ちりめんと春菊の混ぜご飯、きのこ汁

昼食:目玉焼き、納豆、きのこ汁

夕食:チキンフィレバーガー、ツイスター、コールスロー

会った人:K先生、他四人

行った場所:図書館、東区

ニュース①:早朝の送迎

ニュース②:株式売渡請求

ニュース③:筍、お隣から

映画:僕のワンダフルジャーニー、マスカレードナイト

今日のへデラ:

葉っぱがくたっと下向き(右)




映画「the UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方」の感想

 

プライムビデオで無料で見られる映画の感想です。基本的にネタバレありです。

「the UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方」を観ました。

2017年 ‧ ドラマ/コメディ ‧ 2時間 5分

監督:ニール・バーガー 

出演:ブライアン・クランストンケヴィン・ハートニコール・キッドマン、ジュヌヴィエーヴ・エンジェルソン、アヤ・ナオミ・キング、ジュリアナ・マルグリーズ、レイチェル・アラナ、ハンドラー、ほか

四肢が麻痺した資産家と彼を介護する黒人男性とが人種や経歴の違いを超えて、心を通わせていくハートウォーミングなストーリー。

フランス映画「最強のふたり」をアメリカでリメイクしたものです。オリジナルの方がクオリティが高いというレビューが多いようなのですが、私はほとんど覚えていないので、楽しく観ました。

 

 

資産家が刑務所帰りの黒人を雇ったのは

ムショ帰りの黒人の男デルは、嫌々ながら就職の面接を受けていた。刑務所に逆戻りしないためには、面接を受けた証明のサインが必要だった。

勘違いで、資産家フィリップの介護人の面接を受けることになる。サインをもらってさっさと帰りたいデルだが、フィリップはなぜか彼を雇うと決める。

そこまで、生真面目な志望者を面接してきたので、破天荒なデルを気に入ったのかと思えば、フィリップは人生に絶望していて、死ぬために無能なデルを選んだのだ。

それは、デルに「延命措置をするな」と指示したこと、最愛の妻を亡くしたこと、大好きなハンググライダーの事故で四肢麻痺となってしまったことを語るうちに理解できてくる。

ハンググライダーの事故と言えば、熊本の地方局のアナウンサーの木村和也さんが、阿蘇ハンググライダー体験をしている時に着陸に失敗して大怪我をしたという事実がある。県民なら誰でも知っている。

脊髄損傷による下肢麻痺から、懸命のリハビリにより職場復帰に成功している。

自暴自棄になるフィリップを見ていると、木村さんの意志の強さには脱帽する。

 

黒人男性が車椅子の老人を介護する理由

一方デルの方は、愛想を尽かされた家族に仕送りをしたかった。特に思春期の息子アンソニーに、嫌われることがつらかった。自分はろくな教育を受けられず、犯罪者になったが、息子に同じ道を進ませたくなかった。

排泄の世話などを嫌悪しながらも、仕事を続けたのは、収入が必要だったからだ。

そこのところ、非常にリアリティを感じる。貧困の連鎖は教育の不足によることは、日本でも明らかなのだ。

実感として、親の経済力で学歴が決まるのは、明らかだ。

親に虐待された子は、やはり未熟なうちに人の子の親となり、またその子を虐待する。教育現場にいると、犬が歩いて棒に当たるよりも高確率で、そんな現象を見てしまう。

ごくたまに、やんちゃだった元生徒が保護者として目の前に現れ、「こいつは俺のようにしたくない」と言うドラマのような出来事があった。

デルも能力があるアンソニーの教育に必死になっていく。切ない親心に共感する。

 

お互いに大きな影響を与え合い、人生が変わる

フィリップは直情的なデルの人柄に心を開いていく。金持ちの嫌味ったらしい隣人が対照的に描かれて、教養はなくとも情のあるデルが魅力的に感じられる。

また、デルの方はフィリップと行動を共にするうちに、絵画やオペラといった芸術に触れて能力を解放していく。

フィリップは、やんちゃな遊びを楽しみ、恋愛にも必死になった。その結果、デルと衝突して解雇してしまうのだが、まさに生きている証明のようにパワーを発揮する。

デルは、解雇された後も自暴自棄になることなく、福祉車両を作る仕事をしている。リーダー的な存在で頼もしい。家庭にも受け入れられて、平穏に暮らす。

デルは、最後に死にかけていたフィリップに、笑顔を取り戻させる。愛情に飢えていた両極端な境遇のふたりが、お互いの秘められていた本質を引き出してハッピーエンドで終わる。

まとめ

見終わってスッキリする映画でした。だいたいのストーリーは知っているものの、ディテールを楽しむことができました。特にデルが描いた絵に驚きました。いいのか悪いのかちっとも分からない作品なんですが、とにかくインパクトはあります。その絵が彼の人生に大きな影響を与えるのも、快感です。

デルの能力解放を楽しみながら見ました。安定の成長ストーリーはやっぱり心地いいものです。

それと、ニコール・キッドマンがすごく美しいです。フィリップの元を去るシーンがあれば、もっとラストが盛り上がったのに、それだけが残念でした。

 

天気:晴れ

朝食:目玉焼き、なめこ

昼食:おにぎり

夕食:生姜焼き、そら豆

会った人:試合の出場者のみなさん

行った場所:試合会場

ニュース①:試合に出た。チームとたくさん話した。

ニュース②:サンルームで夕食。株の話。

ニュース③:ダブルブッキングで慌てた

 

今日のへデラ:下の葉っぱ2枚をちぎりました(右)

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眠れない夜のおすすめの過ごし方

眠れない夜、困りますね。

そんな時、私は起きてしまいます。

眠れない夜を何十回、何百回と繰り返してきましたが「寝ないと明日に障る」と焦れば焦るほど眠れません。

眠れない、ということは睡眠は足りていると考えます。開き直ってそう思うと、頭もスッキリしてきます。

すると有効な時間の使い方ができます。

眠れない時のおすすめの過ごし方はこちら。

 

 

ノートになんでも書く

ノートは紙のノートです。なるべくブルーライトを浴びたくないので。

眠れない時はだいたい何か悩んでいる時です。

その悩みをダダダーと紙に手書きで書き殴ります。

今日は3時頃、変な夢を見て目が覚めてしまいました。

もんもんとゴロゴロしているくらいなら、起きて生産性のある作業をしてしまえ!と考えて寝室を出ました。

はてなブログの記事をどう書いていくか、方針が決まらずモヤモヤしていたので、あーでもないこーでもないと、ノートに書き散らかしました。

一度寝たことで、脳内がリフレッシュしたのか、アイディアが次々と出てきて、あっという間にノートのページが埋まっていきました。

午前3時半から5時くらいまで、世間はとても静かで、なんの物音もしません。誰にも邪魔されることなく集中して、物書きに没頭できます。

達成感があるのか、脳内が活性化したのか、そのまま寝なくても昼間に眠くなることもなく、充実した1日になりました。

手書きの効果

「手書き」というのも、いいのかもしれません。ぐちゃぐちゃの自分の字を見ていると、客観的に自分の精神状態を測れるというものです。

整った活字とは違う自分ならではの文字を見て、嫌な気分になるなら捨てればいいことです。悪いものを吐き出したと思って、ゴミ箱にポイです。

以前、人間関係に悩んでいた時は、よくやっていました。誰にも言えないので、紙の中にだけ本当の気持ちをさらけ出します。ドロドロしたものがいっぱい出てきて、見るのも嫌になるのですが、毎晩おんなじようなことを書いていると、不思議と飽きてきます。もう書きたいことは無くなります。するとぐっすり眠れます。

メンタルの本には「寝る前にはポジティブなことを書け」と書いてあるのですが、私の場合は、嫌なことや憎しみや否定的なことを、クヨクヨ書き続けて、もう言い尽くしたとか、飽きたとかそこまで行くと立ち直れるみたいです。

イラストの練習をする

文字にしたいことがないときは、イラストを描きます。私には、絵心などありません。でも手帳にちょっとしたイラストが描けたら可愛いなあと憧れていたのです。

文字よりも、絵や図の方がより伝わるということはよくありますよね。

今のお絵かきソフトはすごいのです!

無料なのにこの水準?と驚いてしまいました。

アイパッドとアイペンシルがあれば、なんでも書けます。ハマると一日中描いてられます。

でも、眠れない時はやっぱり紙とペンです。

「ボールペン一本で描ける」といったうたい文句の本を一冊持っていると、本を見ながら同じ絵を描けるようになります。簡単に上手に描けるので、とても満足度が高いのです。自己肯定感が高まって、悩みはどこかに行ってしまいます。

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まとめ

眠れない夜のオススメの過ごし方は「紙に書く」です!

パソコンやスマホの光は、脳を刺激して眠りから遠ざけます。

それでなくても、次々に画像や映像にアクセスしてしまいがちで、興奮状態から抜け出せません。

昔ながらの紙とペンで創造的な活動をしてみると、精神状態が落ち着いていきます。静かな夜の気配を楽しむのもいいものです。

静かに音楽を聴くのもいいし、ラジオもいいそうです。

飲み物は「白湯」がオススメです。渇いた喉に優しく染みていきますよ。

それでは、おやすみなさい。

 

 

天気:曇り25度

朝食:茗荷鰹節混ぜご飯、きのこ汁

昼食:とりわかめそば

夕食:鮭のホイル焼き、新玉ねぎとチキンのサラダ

ニュース①:はてなブログ初投稿

ニュース②:目次と見出しの体裁整え

ニュース③:眠れない時は起きる

映画:UPSIDE最強のふたり


今日のへデラ:30分ほど水につけた後、路地植え

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ブログが続かなかった50代主婦の再出発

ブロガーになりたくて何度も挫折しています。

ネタがない、書けない、つまらない。

そんな平凡な理由で、続けられませんでした。

どうしたら、ブログを続けられるのか?

試行錯誤してたどり着いた結論は、「はてなブログに日記を投稿する!」です。

この記事では、何をやってもブログを続けられなかった50代主婦が、息の長いブロガー人生を送るために再出発した経緯を詳しく説明していきます。

 

 

本にこんなことが書いてあった

Lyustyle著「50歳からのブログ運営戦略」(Kindle)を読みました。

この本に惹かれた最大の要因は、「10年かけてブログを育てる」という提案でした。

さんざんブログで失敗してきた私にしみ通る言葉でした。

この本には、最初の半年、1年、3年、10年とやるべきことが具体的に書かれています。初心者の「書けない」悩みに真正面から向き合ってくれています。

よくある「ブログの書き方」を読み散らしても、「まずは30記事、人の役に立つものを」なんてアドバイスが書かれていて、それこそ役に立たないのです。素人に価値ある記事などすぐ思い浮かぶはずありません。だからこそ「まず日記を書こう」と筆者は述べています。

日記ブログから始まる

「50歳からのブログ運営戦略」によると、最初にするのは、日記ブログを100記事書くこと。それは自分が書いたものから、価値ある記事を見つけるためだと言います。

私がブログでつまづいた原因「ネタがない」は当たり前なので、書けることを書く。それが日記です。そうするとたまに誰かの疑問を解決するような「人の役に立つ記事」が自然に書けることがあると。それを見つけるための日記100本なのだそうです。

書いているうちに、アクセスが多い記事が見えてくるので、関連記事を書いてさらに訪問してくれる人を増やせます。これは実際にネット上に文章を上げない限り一生分かりません。また、サーバーを借りて自前でブログをやっていても、ほとんどアクセスが無いため、いつまで経っても記事の良し悪しが見極められないのです。

その点、はてなブログなら比較的読んでもらえる数も多いし、興味を持ってもらえる記事がどんな分野なのかリサーチしやすいようです。

何を書けば人に読んでもらえるのか、日記を書いて学んだら、やっと自分のブログを立ち上げます。ここからが「人の役に立つ記事」を30本書き上げる時間なのです。つまり、これまでの私は、キャッチボールもできないのに、野球の試合に出たようなものです。それは、ボコボコにされて、退場させられます。

本当にネタはないのか

日記を始めようと思ったもう一つの理由が、思い返せばネタはあったと気付いたからです。

「50歳からのブログ運営戦略」には、価値ある情報とは「人々が持つ興味や疑問や悩みを解決してくれる記事」とあります。

自分の生活にそんな都合のいい情報はないと思い込んでいました。でも、あったのです。

最近、家のフェンス工事やリフォーム工事をしたのに、細かい記録も写真も残しませんでした。日記ブログを始めていれば、少しは記事として書いただろうし、それは本格ブログのネタになったかもしれません。

そう考えて日常を見回せば、「新しいフェンスにツタを這わせたいけれど、どうしよう?」「脚力をつける筋トレは何がいい?」など疑問や悩みはいっぱいあります。個人が悩んでいるだけなら誰も興味はありませんが、もし「こうしたら解決しました!」と紹介できたら、少しは読みたい人がいるはずです。

日記に悩みや試したことを書いていくのは、情報と言えるのではないでしょうか。1年前の自分が読んだとしたら、絶対ためになります

ただ「解決したらまとめて紹介記事にしよう」なんて考えていたら、一生書きません。フェンスもリフォームもそうでした。日々、ただの日記として残すことが貴重な記録となるでしょう。

まとめ

そういう経緯で、日記ブログを立ち上げました。この本に書いてあることは再現性があるのか?試してみることにします。著者は日記なんだからその日に起きたことをただ書けばいい。「1日ぼーっとしていた」でもいいと言ってくれています。そんなところも初心者には嬉しいポイントです。とにかく100本!「ぼーっとしていた」ばかりになりませんように。

 

天気:快晴27度(水俣30度)

朝食:若竹汁、ちりめん春菊の混ぜご飯

昼食:若竹汁、鶏胸肉の混ぜご飯

夕食:筍オイスターカリカリベーコンのほうれん草サラダ

会った人:医者妻N、医者妻T、会計士妻C

行った場所:北区

ニュース①:駐車場の落ち葉掃除(パパ)

ニュース②:ブログのKindle本再読

ニュース③:手帳のプリントアウト

今日のへデラ

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へデラ(アイビー)を挿木して、フェンスにはわせてみよう!